実況中継

狂った都会の様を実況中継

人に役に立つ情報と自分に役立つこと

置かれている状況や条件が違えば、そのニーズは異なるから、

人の役に立つ情報と、自分の役にたつ情報は結構違う。

 

投資1つにしても、

年間100万円投資に回せる人、年間1000万円回せる人、年間1億円回せる人では、

同じ情報や考え方が使える可能性はかなり低い。

そしてメディアには読者層というのがいるので、

自分と読者層の重なりが小さいと当然情報は、

「人の役立つもの」にしなければ価値がなくなる。

 

だが、自分の置かれている状態と異なるのにも関わらず、

人の役に立つものをより的確に推測できる状態とはどういうことか。

それはほとんどの場合において、

いわば「教えるプロ」でなければ到底務まらない。

 

でも、教えるプロになることは、

自分自身の実践のプロであることを追求しないということに他ならない。

 

比較的狭い領域かつ実践者の多い領域、

例えばアフィリエイトについて教えます、

みたいな話だと、

プレイヤーかつ指導者みたいな話は成り立つし、

むしろプレイヤーから学ぶべきものになる。

 

でも、例えば一流の箸職人や、

中堅お菓子メーカーの社長とかには、

いったい何を学べばいいのだろうか。

 

その人のやってきたことはすごいことばかりかもしれないけど、

不特定多数の人にとってそれなりに再現性や実用性のあるノウハウのようなものを、

他に比較して優れたものを提供することができるのだろうか?

 

で、

結局実用性の判断はできないので、

話題性による優劣が決まる、

という仕組みなんだよね。

 

なので、

いかにエッジを効かせて何かの分野で有名になって、

名フィルターを使うことで全てのコメントをありがたがってもらう、

意味があるように感じてもらう的なのが一番ベストになるんだよな。

 

こうやって整理するのは自分に役立つこと。

だが自分の社会性には逆効果。

そして多くの人にはたぶんたいして役立たない(即効性がない)

 

やっぱり、

分野を明確にした上でトップに立って(もしくは立つことを決意して)初めて、

発信に社会性が生まれてくるよね。

 

というわけで、

おそらくそんなのは相当先なので、

やっぱりたまに自分で整理するためだけで、

web世界に埋もれる雑多記事でいいやと思う。

それよりは作品作りましょうよ!

 

仕事そのものが広報、みたいなほうが絶対いいわな